卵巣がんの種類と特徴
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卵巣がんは、自覚症状が現われにくいがんとして知られており、異常に気づいて病院に行ったときにはすでに転移が広がっていた――ということが少なくないといいます。子宮と違って体のおくにある臓器なので、診察するのが困難です。
卵巣は臓器のなかでも非常に多くの腫瘍が発生する臓器です。特に閉経後は悪性になる可能性が高くなります。
卵巣がんで最も多いのは、卵巣表皮にできる上皮性卵巣がんで、卵巣がんのおよそ8割を占めています。これが最も悪性とされていて、一般に卵巣がんと呼ばれています。
次に多いのが、卵巣胚細胞腫瘍で、これは卵巣の中の“卵子のもと”である胚細胞にがんができるというものです。
卵巣胚細胞腫瘍は、10〜20歳代の若い女性に多く、卵巣の片側のみに見つかる場合がほとんどです。卵巣は子宮の左右に1つずつあるため、一方にがんが発生しても、もう一方が機能していれば、自覚症状がないのです。
また、卵巣がんは、自分の家系に卵巣がんの人がいる場合、その人も卵巣がんにかかるリスクが高くなるとされています。
卵巣がんの早期発見のためには、定期的な検診が不可欠です。卵巣がん検診は超音波検査で行い、卵巣に異常が認められた場合は血液で腫瘍マーカーを調べます。
最低年に1回は卵巣がんの検診を受けたほうがよいでしょう。